東京都の自立支援教育プログラム事業で高校生向けの授業に登壇

都立富士高等学校でエネルギーとSDGs、地球と地域のサステナビリティに関する講義を実施

三ッ輪ホールディングス株式会社(本社:東京都 新宿区、代表取締役社長:尾日向 竹信、以下「当社」)は、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(※1)指定校である東京都立富士高等学校(所在地:東京都中野区、以下「都立富士高校」)にて、認定NPO法人 夢職人(所在地:東京都江東区、理事長:岩切準、以下「夢職人」)が行う高校生向けプログラムに参加いたしました。

本プログラムは、東京都 教育庁 地域教育支援部 生涯学習課が主催する「都立高校生の社会的・職業的自立支援教育プログラム事業」の一環として実施されたもので、2021年度の都立小石川中等教育学校、2022年度の都立富士高校、2023年度の立川国際中等教育学校に続き4度目の参加となります。

今回は「『エネルギー』×『SDGs』 地球と地域のサステナビリティ」をメインテーマとして、事業内容を交えながら気候変動およびカーボンニュートラルの現状、LCA(ライフサイクルアセスメント)に関するレクチャーのほか、生徒たちに「学校で排出している温室効果ガスの削減方法」について考えてもらうグループワークを行いました。

※1:スーパーサイエンスハイスクールとは(都立富士高校公式ホームページより)

【概要】

プログラム名称:社会課題に取り組む企業やNPOの実践事例からSDGsを学ぶ(令和4年度都立高校生の社会的・職業的自立支援教育プログラム)
主催:東京都 教育庁 地域教育支援部 生涯学習課
対象:都立富士高等学校 1年生
プログラム実施責任者:夢職人
登壇者:尾日向 竹信(三ッ輪ホールディングス株式会社 代表取締役社長)/大澤 哲也(三ッ輪ホールディングス株式会社/株式会社イーネットワークシステムズ 取締役)

講義テーマ:「『エネルギー』×『SDGs』地球と地域のサステナビリティ」
・「カーボンニュートラル」の必要性(気候変動の現状、カーボンバジェットなどについて)
・世界全体でカーボンニュートラルを目指す上での課題と打ち手
・当社の取り組み紹介
・グループワーク

【講義の様子】   

代表取締役社長・尾日向
取締役・大澤
グループワークでのアウトプット

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【参加生徒の感想(終了後アンケートより原文のまま一部抜粋)】

・リアルな現状や今後などを知ると、今自分たちが置かれてる状況はとても深刻であり、今後の未来に関わってくる大切な時期であると思った。

・カーボンバジェットやプラネタリーバウンダリーという話を聞いたことがなかったから、とても興味深かった。

・正直、受講前はあまり温暖化に対して政策が行われていないと感じてしまっていました。しかし、いろいろなお話を聞いたうえで、この問題を解決するなかで、各国で利害関係がぶつかっていて、そこの議論を慎重に進めないといけないからこそ、政策が出されるのが遅くなってしまっていたり、問題解決のためには、自分と相手がそれぞれどこまで護れることができるのか、そのラインをしっかり考えなければいけないことを学べました。世の中まだまだ自分の知らないことがだくさんあるんだなと考え直すことが出来ました。

・カーボンバジェットや近年の気温の変化の異常性をみて2030 年の達成を目標とするSDGsの妥当性と危機感を覚え、早いうちに新たなエネルギー技術や現在の二酸化炭素排出量を大幅に減少させられる対策が必要だなと思った。また、発展と環境の変化の関係を知って、環境問題は一国の問題ではなく、各国が協力しなくては解決できない深刻な課題であることを再認識した。

【先生からのコメント】

昨年度に引き続き、夢職人様にお世話になりました。生徒たちは企業の講師の皆様の講義を聴き、与えられた課題にグループで挑み、自分たちなりの考えをまとめて発表することができました。講師の皆様からすれば稚拙な発表もあったかと思います。しかし、一つ一つの発表を真摯に聞いてくださり、前向きなコメントをいただけたことは生徒たちにとって貴重な経験だと思います。

「多面的に問題を分析できているね。君は社⾧向きだな。」と言っていただいたグループの生徒に講座のあと話しかけると、とても嬉しそうにしていました。こうした経験を課題研究、そして将来社会で活かしてくれることを期待しております。今年度も誠にありがとうございました。

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互いの理念に共感し、社会課題の解決に寄与すべくかねてより協業実績のある夢職人が実施する本プログラムに参加させていただくことで、将来を担う高校生たちが環境問題やSDGsについて考え行動変革を起こすきっかけになれば、との思いから2021年より参加している本プログラムへの参加も今回で通算4度目となりました。
今後も三ッ輪ホールディングスグループは、エネルギーの提供を通じてお客様の「安全でゆたかなくらし」に寄与できる事業者として、社会課題解決のための意識や行動変革に資する事業活動に取り組んでまいります。

 特定非営利活動法人夢職人について
本社:東京都江東区亀戸6丁目54番5号 小川ビル2階
設立:2008年4月25日
理事長:岩切準
2004年(法人化:2008年)より首都圏の子どもや若者を対象とした自然体験活動・野外活動、スポーツ・レクリエーション活動、科学・文化・芸術活動、社会体験・キャリア教育などの社会教育事業を展開しています。また、子どもと若者の成長を支えるウェブメディア「Eduwell Journal」を運営しています。コロナ禍となった2020年からは、経済的な事情を抱える子育て家庭に対して、デジタル技術を活用した新たな食の支援「Table for Kids」にも取り組んでいます。
https://yumeshokunin.org/
https://eduwell.jp/
https://tfk.yumeshokunin.org/

三ッ輪ホールディングス株式会社について
本社:東京都新宿区西新宿8-14-24 西新宿KFビル2F
設立:2019年10月1日
※1940年創業の三ッ輪産業株式会社とグループ会社のホールディングスカンパニーとして設立
代表取締役社長:尾日向 竹信
https://mhdg.co.jp

お問い合わせ:三ッ輪ホールディングス 広報/加藤(e-katou@mitsuwagroup.co.jp)