イーネットワークシステムズ、小布施町の域内電力循環に向けた取り組みを開始
ー再エネの余剰電力を地域の公共施設へ供給、持続可能な地域モデル構築へー
株式会社イーネットワークシステムズ(代表取締役:及川浩、本社:東京都新宿区、以下「ENS」)は、環境省が推進する重点対策加速化事業※のフィールドとして採択された長野県小布施町(町長:大宮透、以下「小布施町」)の域内で発電した再生可能エネルギー循環のためのサポート事業を開始したことをお知らせいたします。公共施設への再生可能エネルギー供給を通じて電力の地産地消を支援し、脱炭素化と地域活性化の両立を目指して取り組んでまいります。

【概要】

本事業では、小布施町が町内自治会の各公会堂に設置した太陽光発電設備により発電した電力を活用し、その余剰電力をENSが買い取ることで、域内でのエネルギー循環を推進していきます。ENSが買い取った電力は、環境価値の活用により実質CO2フリーの電力として以下の施設へ供給いたします。
・おぶせフラワーセンター
・おぶせミュージアム
・小布施中学校
・小布施町地域包括支援センター
まずは、下記の6施設に設置された太陽光発電設備により発電した余剰電力の買取が2025年5月8日からスタートしています。今後も町の計画に沿って買取・供給の対象を段階的に拡大していく予定です。
・伊勢町公会堂
・押羽公会堂
・横町公会堂
・中子塚公会堂
・中町公会堂
・林公会堂

本件については2025年5月14日に実施された長野県小布施町長の定例記者会見でも発表されました。
参考:小布施町長定例記者会見について(https://www.town.obuse.nagano.jp/docs/kaiken.html)
【今後の展開】
今後も約20施設への太陽光発電設備の設置が計画(※2025年4月時点)されており、それらの施設で発電される余剰電力の買取および供給先の拡大に向けて準備を進めています。
引き続きENSは地域のステークホルダーと連携し、エネルギーの地産地消と脱炭素化の実現に貢献することで、地域の持続的な発展に寄与する取り組みを推進します。小布施町を含むさまざまな自治体との協業を通じて得られた知見やノウハウを活かし、同様の課題を抱える他地域においても幅広く事業やサービスを展開し、持続可能な地域エネルギーモデルの構築および拡大を目指してまいります。
株式会社イーネットワークシステムズについて
本社:東京都新宿区西新宿8-14-24 KFビル2F
設立:2015年4月2日
資本金:5,000,000円
代表取締役:及川 浩
2015年4月設立。小売電気事業者のイーネットワークシステムズ(ENS)は、「イニシャルコスト0(ゼロ)での電力・都市ガス事業参入」を可能とする電力・都市ガス小売のOEMプラットフォームを運営。提携事業者を経由して電力・都市ガスをお客さまに提供しています。
親会社は1940年創業の老舗LPガス事業者の三ッ輪産業株式会社(関東地方に直売・卸合わせて約20万の顧客基盤を保有)を傘下とする、三ッ輪ホールディングス株式会社です。