三ッ輪ホールディングスとNCLが資本業務提携契約を締結
三ッ輪ホールディングス株式会社(本社:東京都 新宿区、代表取締役社長:尾日向 竹信、以下「当社」)と、株式会社Next Commons Lab(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:林篤志・家冨万里・武井浩三、以下「(株)NCL」)は、2021年5月に資本業務提携契約を締結したことをお知らせいたします。
2021年3月にリリースしたエネルギープラットフォーム「SOCIAL ENERGY※1」の実装をはじめ、両社の知見やノウハウをシェアすることにより社会課題の解決に資する新たなサービスを共創してまいります。
※1 SOCIAL ENERGY:https://socialenergy.jp
【提携の背景】
当社グループは1940年の創業以来80年以上にわたり、安心・安全なエネルギーの供給を通じて地域や社会の課題の解決を図り、お客さまの「安心でゆたかなくらし」の実現に寄与できる事業者を目指してまいりました。安心・安全なエネルギー供給が当たり前となり、お客さまの求める価値がより多様な姿に変遷している昨今においても、我々のコーポレートアイデンティティである「新たな価値の創造」の体現として多岐にわたるサービスを提供しております。
一方、(株)NCLはミッションである「ポスト資本主義」を具現化するため、日本各地に90以上のプロジェクトを立ち上げ・推進してきた一般社団法人NCLがプロジェクトの社会実装を目的として設立した組織です。当社と(株)NCLとは、「SOCIAL ENERGY」での協業実績や、持続可能な未来の実現に向けて様々なセクターと取り組むイノヴェイション・プラットフォーム「Sustainable Innovation Lab(SIL)※2」の運営・構築を担う特別パートナーとしての参画を通じて両社の理念へ理解と共感を深め、新たな事業機会の創出や更なる社会課題の解決を目的として、今回の資本業務提携締結に至りました。
※2 Sustainable Innovation Lab:https://sustainablexlab.com
【今後の展望】
まずはSILでの異業種間連携・セクター間連携を通じ、社会課題解決に向けて議論をすることで、先進的なサービスを共創してまいります。また、サービスを各地域に社会実装し、成功するまでサポートしていくことを通じて、持続可能な未来社会を共に構築していきます。
SOCIAL ENERGYの実装やSILへの参画を通じたサービスの共創と社会実装により、地方を活性化するとともに当社のミッションである「新たな価値の創造を通じたゆたかな地域づくり」に寄与できればと考えております。
【参考資料】
特別対談 「ポスト資本主義の具現化を支える深い思想、卓越した技術力、そして飽くなき挑戦心。
三ッ輪ホールディングス株式会社について
本社:東京都新宿区西新宿8-14-24 西新宿KFビル2F
設立:2019年10月1日
※1940年創業の三ッ輪産業株式会社とグループ会社のホールディングスカンパニーとして設立
代表取締役社長:尾日向 竹信
株式会社Next Commons Labについて
所在地:東京都渋谷区神宮前4-26-28 2F
代表取締役:林 篤志・家冨万里・武井浩三
https://nextcommonslab.jp/
(株)Next Commons Labは、「ポスト資本主義を具現化する」をミッションとし地域リソースに対する事業創出などを目的としたソーシャルベンチャーである(一社)Next Commons Labが、深刻化する社会課題や急速に状況が移り変わる時代に対応すべく、当事者制を持った仲間や資金を募るために設立した“組合型”の株式会社です。
会社法には「組合型株式会社」という法人形態はありませんが、全国各地でまちづくりや社会的事業を担うプレイヤー44組が出資参画し、取締役を含む株主全員が議決権を一票ずつ持つという、協同組合に近い性質のプラットフォーム・コーポラティブス※で運用する組織のため「組合型株式会社」と称しています。
※ 単純なソーシャルビジネス(社会課題解決)のための組織ではなく、利益の分配構造・所有の構造自体が社会に分散化されている「コモンズ化された組織・共同体」のこと。組合型株式会社である(株)NCLは、どれだけ利益をあげようとも、受益者でもある地域プレイヤーが株主である。
お問い合わせ:三ッ輪ホールディングス 広報/加藤(e-katou@mitsuwagroup.co.jp)