不確実な未来を見据え、変化を受け入れ、柔軟に対応すること。これが私たちの行動指針です。
1940年創業の三ッ輪ホールディングスグループはこれからも持続可能な成長を目指し、未来に向けて新たな価値を創造し続けます。
日々の業務改善から社会変革まで、常に挑戦し続けるチームを目指して。企業・自治体・個人などさまざまなセクターの皆さまと出会い、共に未来を切り拓いていける「同志」となれることを心より願っています。
私たちが現在注力している活動のひとつが、「地域」に根ざした取り組みです。
練炭・豆炭の製造販売事業者として、1940年に横浜で創業した三ッ輪ホールディングスグループ。100年単位の時の流れの中で、地域のお客様のくらしを支えながら、自らも地域に支えられてきました。
しかし今、気候変動による影響やエネルギーの在り方の変化、人口減少などの課題により、地域の持続可能性が危ぶまれる時代を迎えています。
私たちはエネルギー事業者として、「地域を魅力ある場所にし、そこでのくらしを豊かにすること」そして「日本の社会・経済・文化を持続可能なものにしていくこと」を目指しています。
これまでの歴史を次の世代につなげ、未来に向けて地域のくらしを支え続けていくため、4つの重点領域に注力してまいります。
1940年の創業以来、お客さまの「ゆたかなくらし」に寄与する安全・安心なエネルギー供給を中心に事業を展開してきました。時代とともに変遷する価値を提供すべく、LPGや電気の供給、SS(ガソリンスタンド)の運営を行うほか、近年では自治体や民間企業と提携しながら 再生可能エネルギーの設置・運営にも力を入れ、環境負荷の低減に取り組んでいます。
私たちには、インフラ事業者として24時間・365日の体制で臨み、地域のくらしを支え続けてきた誇りがあります。今後も、安全・安心に利用できるエネルギーを提供することで、地域のお客さまの生活を支え続けてまいります。
気候変動の深刻化によって猛暑や自然災害の増加などの影響が大きくなる中、平時にも有事にも対応できるインフラが求められています。人口減少が顕著な地方では特に、エネルギー供給にとどまらない事業の組み合わせが事業継続のために重要です。
私たちは、有事への備えも含めた生活インフラ事業を幅広く展開するローカル・コングロマリットを目指し、新たな挑戦に取り組んでまいります。
三ッ輪ホールディングスグループは、700を超えるガス販売店さまとの「共存共栄」のもと、地域のインフラを支える事業を展開してきました。また、当社グループで電力小売プラットフォーム事業を展開するイーネットワークシステムズは日本全国(※沖縄県を除く)で600以上の提携事業者さまとのパートナーシップにより、電力販売を通じてシナジーを創出しています。
地域のサステナビリティ向上は、私たちの力だけでは成し遂げられません。共に未来をつくる多様なパートナーたちと手を取り合い、地域のくらしを支えてまいります。
国土の約75%を森林が占める日本で、私たちは豊かな自然の恵みとともにくらしてきました。気候変動の深刻化や生物多様性の損失が国際的に議論される中、自然資源はさらに希少で価値あるものとして評価されていくでしょう。脱炭素化や環境負荷の低減などにコミットする世界的な潮流は、今後ますます加速していくことが予想されます。
私たちは、エネルギー事業者として環境負荷の低減に取り組むとともに、自然資源の価値を「見える化」し、その流通を促進する事業を推進してまいります。地域に人や資金といったリソースを循環させ、地域を支える力となる新たな事業を生み出していきます。